鳥公園WS 2020

三浦雨林【戯曲の中に自分を見つける】

​2020年8月17日(月)〜9月13日(日)

考えていること

 この三ヶ月、誰かと会うことがなかなか難しくなり、必然的に一人きりの創作時間が増えました。私は演劇をやっているので、今まではそれぞれ専門性のあるメンバーと顔をあわせて一つのものを作るという創作工程ばかりを経験してきました。空間を共にして創作することが難しくなり、一人の時間が増えることで、自分の創作方法や自分自身と改めて正対することになった今、「私は一人だと先が見えないなぁ」と途方に暮れてしまいました。鏡も他人もいなければ、自分のことなどわかりっこないと思ったのです。

 何かあるひとつのものを考えるためには、そのひとつのもの以外に出会うことが必要です。自分の創作方法や創作時の思考を捉えるためにも、他のモデルと出会う必要があります。そして、出会ったものや自分を”言語化しながら考える”という作業を繰り返すことによって、客観的に自分を見つめることができると考えています。


 今回のWSでは、私の創作方法を出発点にし、参加者の方がそれぞれ自分自身で方法を模索することのできる工程と環境作りを考えています。出発点とする私の創作方法においても、”他の誰かの戯曲の中に自分を見つける”という、様々な言葉と自分をつなぎ合わせるところから始まります。私自身も導入のワーク終了後、一人の参加者として工程を共にするつもりです。
 期間は一ヶ月です。自分の創作方法にじっくりと向き合い、相互作用による新たな見地の獲得を目指します。参加者同士で他の人の方法論を試してみたり、進捗の共有とフィードバックを繰り返し行います。また、オンライン上で常に開かれているワークスペースを作り、ゆるやかな繋がりをそれぞれの進行度で行うことが可能です。作品・方法・自分そのものと純粋に向き合うために、コミュニケーションは基本的に全てハンドルネームを用いた匿名で行います。


 創作の工程というのは、言語化出来ないもちゃもちゃした行為の連続です。少なくとも私はそうで、どうやって創ったか、いつもうまく説明ができません。比喩でもなんでもなく、気がついたら出来上がっているのです。それでも、私の作品にはいつも私の作品らしさがあります。つまりそこに方法論はあるはずなのです。けれど、創作をする時は目の前の作品の赤ちゃんからなかなか目を離せません。今回のWSは、作品を完成させるための創作ではなく、自分の創作方法を改めて見つめるための創作です。“他者に対しての説明の言葉”を獲得するためではなく、”自分を客観視するための言葉”を見つけるための旅です。
 目的を同じく出発し、それぞれのゴール地点を目指す。その模索の工程を各々が遠くからゆるく共有しあう場を作ってみようと思います。

 

三浦雨林 ​​
 

 ​開催概要 

▶︎対象

言葉に興味がある方 / 言葉との接点を探したい方 / 自分の創作方法を模索したい方

 ※創作活動の経験がある方(ジャンル不問)

 ※ウェブサービスmiroの使用が可能な方(使用方法のレクチャーは事前に行います)

 ※最終的な創作物の形態は映像・写真・絵画・文章等なんでもありです 

▶︎人数 7名 ※応募者が定員を超過した場合、選考有り

▶︎参加料金       1000円

▶︎開催日程       2020年8月17日(月)〜9月13日(日)

 ※スケジュール詳細と方法については下記「開催概要詳細」に掲載

▶︎会場  オンライン上のワークスペース(miroを予定)※基本的に全てmiroのワークスペースで行われます。

▶︎開催概要詳細  >>

 

▶︎お申し込み方法

申込先 info.birdpark@gmail.com 

 ※件名を【鳥公園三浦ws参加希望】とし、下記情報をお送りください。

 

(1)お名前(ふりがな)

(2)連絡先メールアドレス

(3)簡単な経歴

(4)過去作品の資料

(5)応募動機

(6)遅刻・早退・欠席(あれば)

 

▶︎応募締め切り  2020年7月7日 23:59まで 受付終了
​ ※7月10日までに、ご応募いただいた方全員に参加の可否をご連絡いたします。

 

▶︎注意事項

※このワークショップはクラウドファンディング「鳥公園・新体制に向けてご支援のお願い」のリターンのひとつとして、支援者の方が見学という形で立ち会う可能性があります。

※このワークショップは三浦以外の鳥公園のメンバー(西尾佳織、蜂巣もも、和田ながら)が立ち会う可能性があります。


◆ 応募資料の送り先/お問い合わせ

info.birdpark(a)gmail.com  

※(a)を@に直してお送りください。

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